虫歯とは、細菌が糖を利用して酸を作り、その酸によって歯が溶かされる病気です。
医学専門用語では「う蝕」呼ばれ、英語では「Cavity」、ドイツ語では「Caries」と言います。
虫歯は「どんなにがんばって歯磨きをしてもできるもの」ではなく、しっかりと予防を行えば、「確実に予防ができる病気」でもあります。
2. 型を取って,はめ込む(主に中程度の虫歯)
中程度の虫歯は少し深く削るので、樹脂で塞ぐだけでは済みません。一度歯の型を取って、虫歯を削った部分にピッタリに収まるものを作ります。材質は金属や樹脂などです。型はすぐにはできないので、治療には最低2回程度かかります。
3. 歯に金属などを被せる(大きな虫歯/深い虫歯)
大きな虫歯や深い虫歯の場合,歯と歯がぶつかり会う際の力に耐えるようにするため、虫歯の箇所以外に歯の周囲も削って被せることになります。2と同じく一度型を取りますが、歯に丸ごとかぶせる、被せものを作ることになります。治療には数回通う必要があります。
3の場合だと、歯の神経を取る場合があります。根管治療といいます。根管治療とは、リーマやファイルと呼ばれる器具で細菌に感染シテしまった歯質や神経を徹底的に除去し、歯の根の病気(根尖病巣)を治療・予防するものです。
[1] 治療前。
歯の間にうっすら影が見えます。
[2] 治療前。
裏から見るとかなりむし歯が進行しています。
[3] むし歯になったところだけを最小限取り除きました。
[4] 治療終了。
治療のあとがわからない仕上がりです。
[3] コンポジットレジンで修復しました。
色も形も本物の歯と区別がつきません。